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題名:伝説のジーンズ Lee
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ジーパンのトップ 店長の高岡 敏哉です。 Leeが、正式に復活です。 今までは、密かに?年2回位に生産でしたが、今回やっと当店の要望が叶い、 201をはじめ、102のブーツカットなどが店頭に並びました。 201は、ごく普通のストレートです。 シルエットは、昔のままのチョイ股上深めで中々良いです。 復活にあたり、デニム以外の素材も復活です。 お洒落なサテン(ベージュ)&本格派のツイル(カラーデニム)ブラック・ホワイト
どの商品も、ポケットについている紙POP?が、ニヤケ親父ではなく ![]() ![]() 以前の物に戻っています。 サイズは、29インチから34インチと、レギュラーサイズです。 36インチの私は、うーん残念です。
で、あらためてLeeの良い所をお話致しましょう。 Leeは、カウボーイの為に出来たジーンズです。 ドッカの炭鉱夫のジーンズとは違います。 随所に、カウボーイ心を汲んだ作りです。 まず目に入る、後ろのポケットのステッチ。 ![]() ホースマークステッチ 荒馬のいななく口からデザインされたもので、焼印(牛に所有者にマークをつける)をイメージして“レイジーSステッチ”とも呼ばれていました。 ポケット全体のデザインは、ヒップアップして見える効果もあります! 同時に、ポケットの補強にリベット使っていたメーカーもありますが、 カウボーイの命 鞍(サドル)が、傷つかないように金属リッベトをやめ、ミシンでX字のステッチにしました。 流石、イイ仕事です。
無駄な突起を無くしたカパーリベット 前のポケットの横に付いているリベットなどです。 他社は、確かに出っぱっています。 時々車の車体に傷がつくと嘆くドライバーもいらっしゃいます。 ですが、Leeは、出っ張りをなくし鞍などに傷がつかないようになっています。 出し入れ簡単Lポケット 乗馬姿勢でも、素早く物が取り出せるように開口部を広げたポケットです。 L字を寝かしたように見えるので、L型と呼ばれています。 世界初! ジッパー(チャック)を使ったのが、1926年にLeeが世界に先駆け採用しました。 元祖です。 インディゴに映える、イエローステッチ Leeに使われているに糸は、黄色です。他社も使っていますが、 Leeの方が斬新に見えるのは、私だけでしょうか? 物が落ちにくい、ニクイ小技が冴えた後ろポケット 何気なく毎日使っているポケットですが、Leeは、この切り替えののラインを利用して物が落ちない工夫です。 写真を見ると良くわかるでしょう。 わずかな引っ掛かりですが、カウボーイのポケット守っています。 (ブーツカットは、この仕様ではないです。) 写真は、他社のポケットです。 ほーらね。
![]() 1936年から続く伝統の焼き印を施した本革ラベル。 ベルトを通せるこのラベルは、ベルトループの補強にもなっています。 何故ならば、カウボーイ達が牛をロープで捕らえる時にベルトのバックルにロープを絡ませ体制整えます。 その作動をこの革ラベルはサポートする為考案されています。 又、ある者はベルトと本革ラベルの間にナイフを差し込み鞘代わりに使ったそうです。 (サテンなどカラージーンズは、合皮ラベルです。だっておしゃれ着です。牛相手ではないでしょう。)
まだ、登場していませんが、Gジャンの脇の裾のある調整用のボタン、プラスチックです。 よく、これって偽物ジャン て、言うお客様もおりますが、 この、プラスチックボタンも鞍(サドル)を守る為にあえて傷つかないプラスチック製です。 どーしても、Gジャンの欲しい方、以前限定生産した、ブランケットつきなら若干在庫が御座います。 ご一報下さい。 これで、大人のジーンズと言う意味が、わかってただけましたか? お値段も。8,000円前後でお求め安い価格帯です。 ぜひ、アメリカンスタンダードを1本加えてください。 萬屋コラム堂へ出した原稿を一部修正した物です。 |